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たまにはこんなことも
 ども、はるにです。


 さて、最近だらだらと生きているので、大して書くこともありません。
 たまには趣向を変えて本のレビュなんて書いてみようと思います。


 著者:森博嗣

 作品:スカイ・クロラ


 です。


 僕が唯一捨てない本にして、集め続ける著者の作品。その中でも特に初心者にお勧めできない本作。

 ミステリ作家として10年ほど前から活躍する彼ですが、とにかく奇抜でその他の小説家とは一線を画すと言っていい作風。興味をもたれた方は取りあえず最初期作品「すべてがFになる」から読んでみることをお勧めします。
 元々彼は工学系大学の助教授(現役)であり、小説家にして完全な理系、その根底の違いから作風ににじみ出る個性が熱狂的なファンを作っております。

 あ、著者じゃなくて作品のレビュでした。真面目に行こう。


 スカイ・クロラは全五作のシリーズの初刊にして、最終章。「ナ・バ・テア」「ダウン・ツ・ヘヴン」「フリンツ・リンタ・ライフ」「クレイドゥ・ザ・スカイ」と順に刊行されていきますが、最終的に時系列が初刊に戻るという作品です。

 ハードカバーと文庫がそれぞれ発刊されており、ハードカバーはそれぞれ色の違う一面の「空」が描かれ、抜粋された一文が中央に。


 僕はまだ子供で、
 ときどき、
 右手が人を殺す。
 その代わり、
 誰かの右手が、
 僕を殺してくれるだろう。


 ↑スカイ・クロラの表紙にはこんな一文が綴られています。

 


 とにかく淡々とした詩のような文章で綴られるのは戦闘機乗りの主人公、カンナミ・ユーヒチの一人称。

 日本のようで、どうなのか。戦闘法人の企業で戦闘機に乗り、目的も知らぬままに飛び続ける。

 自分の存在は、なんなのか。戦闘機乗りの大半は「大人」ではない。永遠の子供。

 過去は、未来は? 曖昧な記憶、終わらない現実。「僕」は何も求めずにただ飛び続ける。



 まあ、そんな話ですが。僕は感想とかヘタクソなのであまりうまいこと書けません。文庫一冊読んでみるといいですよ。僅かな投資で人生が豊かになること請け合いです。


 以下ネタバレ考察。特に意味はないので全作読んだ人が考察の足しにしてくれると良い。

 前述。森博嗣は矛盾のない作家である。よって作品に矛盾がないものとして考察開始。永遠の書きかけメモ。


 最新作「クレイドゥ・ザ・スカイ」の「僕」は誰なのか。カンナミのようで、クリタのようで、クサナギのような「僕」。名前は一切出ず、全員の特徴を示すエピソードが散りばめられている。記憶の曖昧な「僕」が知っていたのは「クサナギ」「クリタ」「カンナミ」「ティーチャ」。

 「スカイ・クロラ」ではクリタは三週間前に死んだ、とされている。クサナギの部下だったのは(あの基地にいたのは?)七ヶ月。クリタの戦闘機をカンナミは引き継いだ。クサナギの見た目が20代後半との描写。キルドレだった彼女は人間になり歳をとっている?

 「ナ・バ・テア」で語られたクサナギの過去。憧れのティーチャとの出会いと離反。そのラストシーン(離反したティーチャがまだ戦闘機に乗っていることを初めて知る)にはクリタがいることから、各章とエピローグとの間にはかなりスパンがある、と思われる。そのクリタが「スカイ・クロラ」で語られたクリタであるならば。

 「ダウン・ツ・ヘヴン」では、クサナギが入院した病院でカンナミが確認されている。カンナミがスカイクロラプロローグと同じ夢を見ていることを語る。これはクレイドゥザスカイのラスト直前のシーンと類似する。5作目はこれより前の話?? 夢の中のクサナギとカンナミのセリフ「どうして僕の夢の中に? ここには僕しかいないはずなのに」「僕は、あなた以外じゃない」
 

 「フリンツ・リンタ・ライフ」ではクサナギのもとに配属されたクリタの生活を描く。フーコがいることから「スカイ・クロラ」直前の、同基地での話であるものと推察。クリタはサガラに撃たれ、異動となる。ラストでクリタは墜落して戦闘機が大破していることから、スカイ・クロラでのカンナミの戦闘機は異動になる前のクリタのもの。
 クリタは一年以上(クサナギがパイロットだった頃から)一緒にいると言っている。スカイクロラの発言とは矛盾。恐らく、クサナギが基地の小隊長となってからは7ヶ月、と推測。
 クサナギの口調が「スカイクロラ」に近く、多少高圧的。ダウンツヘヴンから大分時間が過ぎた過ぎた時期と思える。


 サガラとの会話から「クレイドゥ・ザ・スカイ」の「僕」が「フリンツ・リンタ・ライフ」で撃たれたクリタであることは間違いないとする。何度もクサナギの幻影を見るのは「僕」にクサナギの情報が移動され、それがまだ馴染んでいないから?
 ソマナカの発言が真実なら「僕=クリタ」はクサナギに撃たれている。「僕」はその夢を見ている。



 それぞれのキーワード:

 全編にササクラ(整備士。全編クサナギと共にいた様子)

 クレイドゥザスカイ以外に敵戦闘機としてティーチャ。ナバテアでは中間まで味方。エピローグで敵。4つの作品に登場。

 サガラはナバテアでクサナギが「大人」になってしまった薬を偶発的に開発。フリンツリンタライフでは政府に軟禁? その後はクレイドゥザスカイで逃亡生活。

 記者ソマナカ。彼の発言が全て真実ならば謎がいくらでも増殖する。しかし恐らく全て事実であり、それによる既存の(先入観の)時系列の狂いを適正に管理しなくては答えは出ない。

 大きな戦闘:多数の戦闘機がぶつかった大規模な戦闘。スカイクロラにもフリンタリンツライフにもそのシーンがあり、クレイドゥザスカイのエピローグでも語られている。これが全て同一のものでないというのは一般の見解だが、同一とするなら各作品の時系列には平行したものがある。





 仮定1:ナバテアのカンナミはサガラの薬剤の被験者。ナバテア以後サガラは研究者としてキルドレを人間にする薬、もしくは人間をキルドレにする薬(どちらにしろ脳内の「情報」、もしくは遺伝子情報を他者に移動する薬剤とする)の開発をしていたのではないか。妊娠中絶に使った薬剤を「情報を抜き取る薬(妊娠により変化した身体を正常に戻すため)」と仮定し、それの発展系にて脳の情報を他人に移動する薬の開発に携わった、とする。その場合クリタはカンナミから「キルドレ」という情報を抜き取った試験体とし、クレイドゥザスカイにて語られた「あなたはキルドレに戻った」(=カンナミに戻った?)という発言とは矛盾しない。


 仮定2:時系列を、それぞれの発言に一切嘘がないものとして検証すると必ず矛盾が出る。クリタ、カンナミ、クサナギが同時に存在しない限りは。そう考えると、クレイドゥザスカイのエピローグは「スカイクロラ」以後のエピソードとも考えられる。フリンツリンタライフのクリタの、銃による負傷の三週間後にカンナミが派遣されたとするなら、彼らは同一人物ではない。ただし情報移動の薬剤を用いれば一部の矛盾は解決される。

 結論はまだ出ず。またカキコする予定。最終更新9/28
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この記事に対するコメント


なぜかダウン・ツ・へヴンだけもっている。
話がよく見えないと思ったら2巻目だったんか。
【2007/09/20 23:03】URL | T.M #- [ 編集]



うーん、映画が公開される前に、一度スカイクロラを読んでおく必要があるなぁ。でも映画を見た後に読むってのもいいし。あー、どうしよっかなー。とりあえず溜まっている本を消化してから考えよう。
【2007/09/20 23:51】URL | SA10 #- [ 編集]



 ダウンツヘヴンだけだとう!!?? ばかやろう!  穴あくまで読んで次々と買うんだ!!

 ところでうち、何故かダウンツヘヴンだけ行方不明なんだが、交渉しないか友よ。

 もしかしてそれ僕の? とか言い出す
【2007/09/22 10:40】URL | はるに #- [ 編集]



よし!ダウンツヘヴンと残り全巻を交換してあげよう!!!

【2007/09/27 19:53】URL | T.M #- [ 編集]



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